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2011年度決算(案)について
Jun 7, 2012

エース損害保険株式会社〔本社: 東京都目黒区、代表取締役社長兼CEO: ジェフ・ヘイガー、以下「エース保険」〕は本日、2011年度決算(案)を発表しました。 業績ハイライトは以下のとおりです。

  • 元受正味保険料(収入積立保険料を除く)は、企業の地震ニーズの高まりによる火災保険分野の増収効果や賠償責任保険分野が比較的堅調に推移したことにより、537億9,000万円と対前年比で1.3%の増加となりました。
  • 正味収入保険料は、自動車保険や傷害保険における減収や、世界的な巨大自然災害の多発を背景とした国際的な再保険マーケットの高騰で、火災保険分野における再保険コストが増加したことにより、対前年度比で0.8%減収の185億700万円となりました。
  • 2011年度の損益状況は、経常損失が5億7,300万円となりました。固定資産処分損等による特別損失4,100万円の計上や、法人税および住民税4,000万円を控除した結果、当期純損失は6億5,000万円となりました。
  • 保険引受損失は8億4,700万円となりました。主な要因は、東日本大震災等の自然災害多発の影響や、将来性のある分野への投資によるものです。
  • 正味損害率は、前年度54.8%から10.1ポイント増加の64.9%となりましたが、主な原因は、家計地震保険の発生保険金15億7,600万円、および台風15号の発生保険金2億7,200万円であり、これらの影響を除くと、正味損害率は54.9%となります。
  • 正味事業費率は、前年度49.1%から、2.1ポイント増加の51.2%となっております。
  • ソルベンシー・マージン比率は767.7%と引き続き十分な保険金支払い余力を確保しています。
  • 当社の財務状況につきまして、スタンダード&プアーズ社による保険財務力および長期カウンターパーティー格付は、当社がエース・グループの中核子会社の一つとして位置づけられていることを反映して、「A」から「AA-」に変更となっております。アウトルックは「ネガティブ」です。

業績詳細については、別紙の2011年度決算(案)をご参照ください。

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